セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

サラエボの花 (2006/ボスニア=オーストリア=クロアチア=独)(ヤスミラ・ジュバニッチ) 70点

2008-01-09 18:44:38 | 映画遍歴
あの静かな美しい国・ボスニアがセルビアとの内乱で20万人もの人が殺されたという戦後のヨーロッパでは最大の悲劇を女性の視点から優しいまなざしで描いた愛の映画だ。 登場人物が美貌でもなく、普遍的な親しみのある俳優を起用したのがリアルでいい。娘も思春期の難しい年齢に達しており、父親の愛に飢えている切なさを好演。主人公の恋人も父親を亡くしている喪失感を持っており、この辺りの描き方はボスニアの現状を良く表し . . . 本文を読む
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