朝からなんばに行く。
まずTOHOシネマズで「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」。
アカデミー賞等で今話題の映画である。ティム・バートン監督。「シザーハンズ」「フィッシュ」等ハートウォーミング映画で鳴らした人である。
ところが、まさに血、血しぶき、人間丸焼き、人間ミートパイ、僕の一番嫌いな刃物、、。
あまりの想像外で、この手が好きな人が見たら少々問題かもしれない映画でもあります。
昼 . . . 本文を読む
山崎豊子原作ものはそもそもエンターテインメント度もかなり高く、面白くないわけがないのである。しかしこの作品は珍しく時代性をずしんと感じる洋裁学校を扱っているので、現代人には何のことか分からないのがみそなのであろうか、、。
まあ、面白く仕上げた脚本で、まったく退屈することはないが、やはり一番目立っているのは田宮二郎のドンファン、悪徳ビジネスマンであろう。とにかく大阪弁が早く、明確で、しかも少々コメデ . . . 本文を読む
まあ一般庶民にはほとんど関係のない遺産相続の話ですが、これがまた大阪の船場ものなのでやたら面白い。
原作が凄いんでしょうが、脚本もうまい。しかも大映屈指の俳優陣の総出演、演技力もみんな100%発揮。これで面白くないわけがない。
まあそれにしても出てくる人たち、みんなすごいエネルギッシュで、エゴ丸出し。しかもこてこての大阪弁。人間の欲望が丸見えなのであります。ここまであからさまに素通しになると、驚き . . . 本文を読む
ミュージカルなんだけどダンスシーンは皆無というのは珍しい。ミュージカルが余り得意でない僕としては、あ、しまったと思ったけれど、それ以上に拷問のような映像が待っていた。
まず、ゴキブリが苦手であのパイには参った。次は僕は何を隠そう刃物恐怖症なのだ。だから、あのシーンはまともに目を開けていられない。血しぶきはそれほどでもないが、でもあまりに殺戮シーンが多く、驚きだ。
ティム・バートンって、こういうグロ . . . 本文を読む