セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 72本

木曜組曲(1999年 徳間書房)(恩田 陸 ) 75点

2008-10-19 10:30:50 | 読書遍歴
ずっと前に映画化されたものを見て緊密なサスペンミステリーものでも、登場人物の心理のどんでん返しの面白さを堪能できる秀作だったので、通常は映画化されてから原作を追うようなことはしない僕ですが、長く読むのを暖めていた本でした。

結構、ページ数も短く、あっという間に読み終えてしまったが、中編小説というイメージでしょうか、、。どうしても映画との比較になるが、映画のほうがコクがあって面白いと思った。舞台劇のようなある別荘のような建物から一歩も出ない心理劇なので、映画化しやすい作品なんだろうと思う。できたら400ページぐらいの長編でじっくり読みたかった気もしました。

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