いわゆる現代に急に舞い込んできたウエスタン映画ですなあ。舞台は中国動乱期。主演は名優を集め、脚本はそこそこ面白い。特に最初の列車強盗シーンは秀逸。
でもね、何か僕が年齢を取っているせいか、ワクワクしないんです。いわゆる「7人の侍」じゃない「荒野の用心棒」的な娯楽作品に徹していて、面白きゃそれでいいんだろうけど、ノらないんですよ。何かな。
チアン・ウエンはカッコイイです。チョウ・ユンファも余裕た . . . 本文を読む
この映画、いろいろ細かい欠点もあろうが、映画ではめずらしい、被害者側から描いたミステリーものであることにまず敬意を払いたい。冒頭からそのトーンはラストになってもきちんとキープされており立派である。
バスジャックからとあるターミナルに突っ込み、たまたま駅雨広場にいた人たちを無差別に殺戮する若者の、目をそむけたくなる映像は秀逸の一言。とても人ごととは思えないリアルさであった。
それは秋葉原や、つい . . . 本文を読む