NHKで撮影風景を見ていたからかなあ、映像的にぎょっとさせるシーン(例えば若嫁が防御服を着て夫を見るシーン)なんかはホラーっぽい印象が湧くはずなんだけれどそれがない。ごくすべて自然に映像が流れる。
監督は言う。事実を映像に残しておくことが我らの使命である、と。けれど彼は劇映画の方法を採った。何故劇映画でなければならないのか。ドキュメンタリーでは何故だめなのか。(ただ、ドキュメンタリーは僕らがテレ . . . 本文を読む
評判悪そうだったからとうとう封切り最後の方に見てしまう羽目に。でもあのボーンシリーズのトーンは貫いており、途中のもたもたはあれど、まあ僕の好きなこのシリーズの快走感は十分出ている。
ただ、今までの三話の計画を同時進行させたりするも(なかなか面白い趣向だが)、これが表層的で飾りの意味合いしかもたないので少々がっくり。またボーンに手向かう最強使者たちもてんで弱く拍子抜け。
しかも首脳部たる指示系統 . . . 本文を読む