評判悪そうだったからとうとう封切り最後の方に見てしまう羽目に。でもあのボーンシリーズのトーンは貫いており、途中のもたもたはあれど、まあ僕の好きなこのシリーズの快走感は十分出ている。
ただ、今までの三話の計画を同時進行させたりするも(なかなか面白い趣向だが)、これが表層的で飾りの意味合いしかもたないので少々がっくり。またボーンに手向かう最強使者たちもてんで弱く拍子抜け。
しかも首脳部たる指示系統のトップたるノートンのずっこけぶりも目立ち(ひょっとしたらこれは喜劇かとも思わせるが)、なかなかごひいきには出来ないのだが、中盤の研究所全員殺戮作戦はかなり見事で、そこから逃亡するレイチェル・ワイズ がかなりいいのだよ。(本当はこのいい女優誰かなと思い後で気付くのだが、、)
でも何と言ってもこの不敵なジェレミー・レナーの面構えがすこぶるいい。肉体は今までのボーンと違って引き締まってはいないが、(お年が意外と行っているのでいたしかたないか。)甘さをほとんど感じないイケメンという設定は最近では珍しい(これは女性に聞かないと本当のところは分らないが)。この二人で画面がものすごくアツク盛り上がる。
まあボーンシリーズではスピンオフ系列の作品だし、第2作を期待出来るほんわかラストだったし、お二人に免じ加点します。
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