アニメなんて言ってはいけないほど綿密な絵。それはフィルム映画と全く遜色がないほどだ。集団のシーンでも一人一人、顔の表情が違い、全く劇映画のごとくであります。唸りました。
声も有名スターを脇役に退け、どっぷり画面に浸ることのできたのはさすが宮崎の秀逸で繊細な贈り物だ。最近多いスター声優への余計な入り込みが少なくよかった。宮崎の世界に自然に反応出来た。
出し物はアニメでもきついNHKプロジェクトも . . . 本文を読む
突然失踪した母親の話から始まるもんで、そこから拡幅する話だろうと思っていたので、まさか、あの陰惨な結婚詐欺事件と結びつけるまで時間がかかった。
舞台が狭く、しかも後方にコントラバスとアコ-デオンの生演奏が入る。自然とそれでなくとも狭い舞台空間が狭隘化されてしまう感じだった。
右側前方に殺害される男たちが落ちて行く。怖いなあ。
けれどさくらさんが実にすがすがしく、事件そのものの陰惨なイメージが . . . 本文を読む