大体2,30分でストーリーが分かってくれば、なぜこうもこの映画、静かなんだろうなあと思ってしまう。人生とはエンドがあって初めて人生といえる。でもそのエンドが10年先に伸びたのなら、人は静かにエンドを迎えるのだろうか、、。
役所が最後に切腹のために家を辞去する際、微笑みながら、なぜか足の運びも軽やかそうに見えたのは僕だけだろうか、、。自分が死ぬ。夫が死ぬ。父親が死ぬ。それはすごく凄絶なことなのに、 . . . 本文を読む
大人のOLのためのファンタジー童話といった感じですね。空知というところがとても夢のような素敵な場所に思えてきました。清涼飲料水のような映画、といえば語弊があるかもしれませんが、こういう映画もたまにはいいかな。
見終わって、田口トモロヲや前野朋哉 や りりィ や きたろうはあの3人から見えた幻視かなと思った。安藤裕子の占める割合が多いので3人主役のようなものなんだけど、家に帰っ . . . 本文を読む
予告編のほうが面白かったかも。実直なビジネス映画なんです。野球スカウトが実際はもう投資会社の事業として産業化されてるんですな。まあ面白いけれど、アメリカってなんでも金儲けですね。ドラマとしてみるにはちょっときついかな。 . . . 本文を読む
香港映画のリメイクだなんて全く分かんなかったよ。ただ、こういう設定の映画をよく見るなあとは思っていた。でもこの手の映画は好きだなあ。2時間、画面に集中させる何かがあるね。
この映画のみそはハン・ヒョジュの可愛さと、チョン・ウソンの初悪人ぶりだと思います。この二人が普通の役者だとストーリーだけで持って行かなければならないですね。それじゃきついとは思わなかったでしょうが、リメイクだから何かが欲しかっ . . . 本文を読む
何気なく見た作品だったが、この作品にかけるスタッフの思いが画面の端々にまで感じられ、その凝縮した映像は生の人間像を現代に甦らせる。
桜田門外の変で死ぬ時期を逸したがために、13年もその時をじっと待ち、探し続けた二人の男の話である。
冒頭の桜田門外のすこぶるリアルな描写といい、生きているのか死んでいるのか不明な生活に追い込まれる、二人の人間の陰影深い心情を濃密に捉えた奥行き感のある演出といい、本 . . . 本文を読む