セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

2013年度映画ベストテン

2014-01-06 21:06:19 | 映画遍歴
日本映画 1 そして父になる(是枝裕和)2 箱入り息子の恋(市井昌秀)3 江ノ島プリズム(吉田康弘)4 地獄でなぜ悪い(園子温)5 映画 鈴木先生(河合勇人)6 ペコロスの母に会いに行く(森崎東)7 かぐや姫の物語(高畑勲)8 さよなら渓谷(大森立嗣)9 みなさん、さようなら(中村義洋)10 清州会議(三谷幸喜)次点 遺体 明日への十日間(君塚良一) やはり「そして父になる」のどこから見ても完 . . . 本文を読む
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ゼロ・グラビティ (2013/米)(アルフォンソ・キュアロン) 90点

2014-01-06 15:30:08 | 映画遍歴
うーん、これはすごいわ。次元を超えた映画ですわい。僕自身も映像の中に、二人同様あの彼方の宇宙にほっぽり出される、、、。 冒頭の15分ほどの映像の凄さ。そのめくるめく美しさ。宇宙のかなたからわが惑星たる地球を見る至福。これぞ実写のような映像技術。この感覚を死ぬまで忘れない。 人間がこの世で生きているということ。人を愛するということ。人をいたわるということ。人とふざけ合い楽しむということ。そしてい . . . 本文を読む
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清須会議 (2013/日)(三谷幸喜) 80点

2014-01-06 14:24:05 | 映画遍歴
三谷の映画をよく見ているが、この映画、かなりの上位に来ると思われる代物である。いつも気になる演劇臭さが見事こなれているし、立派に映像を基調にした劇映画を撮ったといえる作品となった。見事である。 クレジットネームのファーストに位置する役所広司。柴田勝家役なのでどうしても引き立て役にならざるを得ないと思いきや、どうしてどうして3枚目になりきっている役所の凄さをつぶさに見る。 あまり好きでない俳優の . . . 本文を読む
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永遠の0 (2013/日)(山崎貴) 75点

2014-01-06 13:05:50 | 映画遍歴
原作を読んでいない。ただ膨大な人が読んだというベストセラーだということは知っていた。内容がゼロ戦といっても終戦時ののカミカゼ特攻の話なのに、なぜあれほど売れたのかそれが僕には不思議だった。 映画の方も結構硬派のシーンが多く、意外と(山崎にしては)家族そろってという感じじゃないなあと思っていた。この予感はラストまで続くのだが、最後の最後に来てあっと驚く仕掛けが施してあった。なるほど、これかあ、でも . . . 本文を読む
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リカーシブル(米澤 穂信 新潮社 2013) 80点

2014-01-03 20:20:06 | 読書遍歴
最近本が読めなくて(いつも途中で読めなくなり断念する場合多し)これならと読み始めたミステリー。 中一の少女が主人公なのだが、その辛すぎる環境とともに文章もほろ苦い哀しさに包まれほとんど一気に読んでしまう。 弟サトルを超能力者のように描きながら、実はそうではないと後半にかけてひも解いてゆくその手綱さばきは見事というほかない。すばらしい。正月の忙しい合間に本を読むなどできなかった僕だが、この作品は . . . 本文を読む
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年初にあたり、、、

2014-01-02 08:44:38 | 徒然に、、
明けましておめでとうございます。 昨年は結構忙しく(忙しくしているのは自分のせいですが)まだいつもなら書き込んでいる映画ベストテンなんかも仕上がっていません。映画をアップしないと書けませんもんね。そのうちやろうと思っています。 今年は昨年から始めた音楽のライブ(クラシックからジャズ・ロックまで要するに何でも))を少しずつ広めたいと思っています。映画・演劇・音楽までやると時間と金が持たない気がし . . . 本文を読む
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おじいちゃんの里帰り (2013/独=トルコ)(ヤセミン・サムデレリ) 75点

2014-01-01 12:03:21 | 映画遍歴
トルコ移民者からの目線で眺めた家族の物語である。日本だったら朝鮮からの移民者と考えればいいのだろうか、ただ他にも多種の国から移民の事実があるドイツとは多少様相が違うのかもしれない。 あまり国籍のことは深く考えない。 後半、一家の長であるおじいちゃんがふらっとするところで僕はこの映画が「トルコ版東京物語」だということに気づく。この映画、孫まで大勢の出演者だから分からないが、「東京物語」は老夫婦が . . . 本文を読む
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ブリングリング (2013/米=仏=英=日=独)(ソフィア・コッポラ) 65点

2014-01-01 11:33:22 | 映画遍歴
どういうのかな、コッポラじゃなかったら見ない映画だし、コッポラって知らなかったらその他大勢の凡庸な映画なんだろうなあ。あまり魅力は感じられなかった。 実際あった事件だからあまり自由に描けないとは分かるけれど、それでもこの映画から何を感じ取ればいいのだろうか。見ているうちにだんだん麻薬のように侵されていく感覚はよくわかる。セレブの実態を知りたい人には楽しいフィルムかもしれないが、あんなもの見て何に . . . 本文を読む
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