鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

誤変換

2011-02-22 | エッセイ

日本語は同音異義語が多いので、ワープロの誤変換は避けられない。
中には、思わずニヤッとするものもある。

ブログで書いたが、屋久島に、枝から根が下がった気根杉というのがあり、「きこんすぎ」と入力すると「既婚杉」と変換された。
屋久島には、枝がつながった夫婦杉というのがあるから、既婚杉があってもいいかもしれない。

これもブログで書いたが、○○等作成、と書こうとして、「○○とうさくせい」と入力すると、「倒錯性」と変換され、サドマゾなどの倒錯した性を想像してしまった。

北埠頭(きたふとう)と書こうとしたら「来た不当」と変換され、何か不当なものが来たのかと思った。

テレビの歌番組を見ていたら、歌詞のテロップが流され「満点の星」とあった。
これはどう考えても、満天の星である。
あまりにきれいな星空なので、百点満点の星と言いたかったのかもしれない。

ネットの新聞記事で、「放置国家」とあった。
これは文脈から見て、法治国家である。
尖閣諸島問題で迷走し、問題を放置する管政権を皮肉ったものかもしれない。
それにしても、法治国家と放置国家では、意味が正反対になるのが面白い。

鹿児島の観光地を紹介するホームページに、「鶴丸白」とあり、一瞬?と思ったがこれは鶴丸城である。
「つるまるしろ」と入力し、間違いに気付かなかったものである。
私は「つるまるじょう」と入力したら「鶴丸嬢」と変換された。
島津斉彬の養女となって鶴丸城に入った篤姫のことかと思い、これはこれで面白い。

ところで、私の地の文章に誤変換があるのにお気付きだろうか。
管政権ではなく、菅政権である。
ワープロが、管のように中身のない政権、と皮肉ったのかもしれない。
ワープロ君、ユーモアのセンスがあると見えて、なかなか楽しませてくれる。


気根杉。


夫婦杉。
結婚しているから、既婚杉でいいかもしれない。
コメント (8)
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