前回紹介した北埠頭にある、鹿児島港旧第一防波堤と砲台跡を紹介します。
この石積み防波堤が鹿児島港旧第一防波堤です。
国指定重要文化財で、土木学会選奨近代土木遺産に選定されています。
前の写真の右から見たもの。
防波堤の右が北埠頭で、建物は鹿児島水族館。
この旧第一防波堤は、平成5年にその沖合いが埋め立てられて北埠頭になりました。
南北に延びる130mを一丁台場といいます。
前回の記事で、シイラが泳いでいたのがこの水路です。
一丁台場の付け根とそこから30度で延びる部分を新波止といいます。
一丁台場は明治5年、新波止は江戸時代の築造です。
左は桜島フェリー乗り場。
付け根のところに、薩摩藩砲台跡の碑があります。
砲台跡付近の巻石には、石工の名が刻まれています。
中央の石には「山下」とあります。
新波止。
右は鹿児島水族館。
新波止の横にある「明治天皇行幸所船形台場」の碑。