姶良市加治木のまち歩きをしました。スタートは郷土館の道路反対にある観光用駐車場です。
石柱の門の家。
加治木郷土館です。
前の写真の左に見える旧日本館。昭和12年建築で、国登録有形文化財です。
庭に石造物がたくさんあるので見ていきます。これは仁王像(阿像)。
吽像。いずれも廃仏毀釈で腕が欠けています。
鬼神面。魔除けのためのものと考えられています。
鳳山軒亀墓。亀の背に乗った碑です。
田の神。
別の田の神。あごひげがあり、このタイプは宮崎県小林から伝わったそうです。1762年の建立です。
庚申石灯籠。
上に「見ざる、言わざる、聞かざる」の像があります。
石風呂。右の石風呂には、水があふれた時、薪に水がかからないような溝があります。
郷土館の道路向かいにある柁(かじ)の木伝説の大楠跡。
神話でイザナギノミコトとイザナミノミコトの子ヒルコノミコトは、3歳になっても足腰が立たず、子供を船に乗せて天上から流しました。船の舵が加治木の海岸に流れ着き、芽を出して大きくなりました。それが「かじき」の名のおこりだそうです。
加治木石の石垣の横を進みます。左は柁城(だじょう)小学校。
加治木石は気泡が多く、断熱性や保湿性があり、建築材料として優れています。
屋形のような柁城小学校の門。
隣に加治木島津家屋形跡があるので、次回訪ねます。