長島の西海岸にある指江(さしえ)古墳群を紹介します。
長島町役場(指江庁舎)のすぐ西の海岸にあります。
海岸沿いに小高い防風林があり、その中に古墳群があります。
指江古墳群の碑と案内板。
古墳は、玉石積みの素朴なものです。
このような古墳が140基あるそうです。防風林の中は古墳だらけです。
築造年代は、古墳時代終末期、6世紀後半~7世紀だそうです。
直径4~5mで一応円墳の形態ですが、盛土は一切なく、玉石による積石塚です。
わが国でも、ほとんど類を見ない古墳形態だそうです。
海岸には玉石がごろごろ分布しています。南を見たものです。
北を望む。向こうの陸地は天草下島です。
右の林の中に古墳があります。
海岸にはこのような玉石がたくさんあります。
すぐ近くの玉石を利用して古墳を造ったのですね。