森友学園問題。
国有地の評価額より大幅に安い金額での取得。
補助金の不正受給。
中学への推薦入学制度の不正記述。
理事長の経歴詐欺。
以上の問題が連日ニュースで取り上げられています。
世間も今回の小学校の開校には賛成しないことは明らかです。
私学人として心配なのは今回の小学校に勤務予定であった採用予定教員の処遇と今後です。
さて、当然のことですが小学校の不認可が教育委員会から下される前に、
理事長から申請の辞退と理事長職辞任の会見が10日の金曜日に行われました。
周知のごとく週末はメディアの追及も弱まります。
少なくとも、朝から晩までの報道番組でそれを取り扱うことは週末にはありません。
加えて、3月11日(土)は東日本大震災から6年目です。
それらに関連した報道が多くなることを見越しての小学校認可能申請取り消しと理事長辞任発表を10日にしたことは明らかです。
理事長辞任会見とほぼ同時刻に自衛隊自衛隊が南スーダンから撤退についての総理大臣の発表があったこともやけに気にかかります。
メディア対応や報道に精通した代議士がウラで仕切っているのではないかとも勘ぐってしまいます。
安倍首相の側近には「広報」の専門家のS代議士(近畿大学学長)もいますから・・。
さて、私は今回の問題は報道で知りました。
しかしながら、大学に関連するような「黒いウワサ」については以前から耳にしていました。
それは既にネットニュースでも最近報道されていますが、
加計学園に関してのウワサです。
今まで学部増設がなかなか認可されなかった獣医学部。
ところが新たに岡山理科大に獣医学部が新設されるとのこと。
それはA首相が口ききをしたのではないかという黒いウワサです。
真意はわかりませんが、土地の無償譲渡や特区に獣医学部設置と強い政治力がないと解決しない問題でゆえに何となく胡散臭さを感じてしまいます。
さて獣医になりたいという受験生数は実際学部定員よりも上回っています。
獣医になれないのなら、それに関連するような動物看護士になりたいと思うのも当然です。
だからこそ、ヤマザキ学園大学のような動物看護を主体とした単科大学が存在可能なのです。
地域再生ももちろん重要ですが、何か府に落ちません。
地方再生や特区としての獣医学部新設よりは、動物看護大学に獣医学部ができる方が自然だと思うのですが・・。
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