放射能に汚染されたワラを食べた牛、牛肉は日本全国に出荷されてしまった。
その牛肉から高濃度の放射脳が検出されたことが問題となり、
連日ニュースの一項目になって報道されている。
福島原発から遠く離れた場所で、
山積みにされていたワラ。
それが今回の問題になるとは予想していなかったというのが、
大方のニュースのまとめ方である。
ダジャレ風に言えば、ワラ関せずということになろうか。
さて、突然ではあるが勤務高の野球部が東京都の地区予選を勝ち進んでいる。
先日の3回戦では大方の予想を覆し、
大学付属の伝統高を5回コールドで打ち負かしてしまった。
前回から東京都の高校野球の聖地である神宮球場での戦いがはじまった。
明日も神宮球場で4回戦の試合がある。
強制的に生徒を集めての応援はしないが、
積極的な応援要請プリントが全生徒に対して配布されていた。
暑くて外に何時間もいられるかどうか不安だが、
私も応援に行くつもりである。
今回の東京都予選は、春期大会が震災の影響で実施されなかったので、
いわゆるシード高が存在していない。
初戦から優勝候補どおしで、
実力高がつぶしあいをしているブロックもあれば、
ドングリの背比べの弱小チームが固まっているブロックも存在するのだ。
勤務校のグランドはテニスコート2面だけだ。
そこにサッカー、テニス、バスケ、バレー、バトン、
ダンス部等が時間と場所を分割して利用している。
そのように場所的に恵まれない高校が4回戦まで進むことはビックリである。
昨年まで河川敷の公営グランドを借りて、
週何回か練習していたが、
近隣からのクレームを理由に公営グランドから閉め出されてしまった。
未だにそのグラウンドは都立高校が使用しているようなので、
行政とのパイプの有無で使用不可になったのではないだろうかと推測してしまう。
野球部創設8年。
私立の女子高校から共学への転換。
男性を表象する硬式野球部の新設は、
女子校イメージを抹消してしまうのに必要不可欠であり最適なモノであった。
時にテニスコート二面の校庭で内野の守備練習をしていると、
すぐに近隣住民の方からクレームの電話がかかってくる。
クレーマーは学校だけでなく、
行政にもクレームを付け加えることを忘れない。
かわいそうな野球部は、声を出さないでイコー~。
と小声をだして、人工芝のグランドで守備練習をしているのである。
グランドがなく、
筋トレとイメージトレーニングが中心の野球部は明日も勝てるのであろうか?
奇しくも明日の対戦相手も元女子校である。
*残念ながら負けてしまいました。
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