今日は天ぷらの気分かなあと思っていたら、移動時間と待ち時間を計算した結果ハイパーデンジャラスだという結論にいたったので、今まで先延ばしにしていたスープカレーの名店「シャナイア」へ遠征することに。
山手線恵比寿駅と目黒駅のちょうど中間あたりに位置し、かなりエキセントリックな場所にあるらしいので、確認しながら進んでいくと・・・ユーレカ!ってほどじゃないが、住宅地に入り込む狭い路地の最奥にその店はあった。ネコのニヒルな笑みに迎えられつつ、店に入る・・・って先に整理券を出力するシステムなのね。
発券すると、今回は運よく待たなくて済むようだ。そのままカウンター席へGO。ちなみに20~30分ほどカレーを作るのに時間を要するらしい。それで逸品を味わえるならば、望むところである😀
季節限定メニューか人気No,1かで迷った結果、後者に決めて中辛・大盛り・寝かし玄米をチョイス。ちなみにワイは銀シャリも好きだが麦飯や玄米が好物であり、選択できる店では必ずそちらを注文するようにしている。だって脚気が怖いから・・・じゃあなくて、独特なクセのある味が好きなんよねえ~。まあ何かと組み合わせる場合は、白米の方が汎用性高いとは思うけど。
『日独伊三国同盟 「根拠なき革新」と「無責任」の果てに』を読みつつ、お洒落な店内の中でやや待つ。
さて、お味の方は・・・
ウッッマ!!とのけぞる。
いや、予想はしてたよ。予想はしてたが、何というか、こういう「わかりやすくストレートな美味さ」というのに意表をつかれた。
なんか人気店のカレーらしく(?)、ジワジワ来るような搦め手の美味さかと思ってたんだけど、ダイレクトに主張する感じというかね。
野菜の一つ一つが美味いのはもちろん、チキンもしっかり煮込まれていて、中まで全く臭みがない。これはもちろん素材や仕込みの丁寧さもあるんだろうけど、やはりバジルが効いてる感じがする。具材一つ一つの味が引き立つように強すぎないが、しかし後味がさわやかになる絶妙な加減というかね。
寝かせ玄米にもよく合い、スープと玄米がそれぞれがお互いの味を主張しつつ、しかしどちらかが突出するということもないバランス感覚・・・予想はしてたんだが、それでもスプーンが止まらねえ!!
ただ、あまりにもスープカレー自体の完成度が高すぎるので、個人的にはスープカレーをピンで食いながら、時折玄米を挟むって食べ方が最もこの料理を楽しめる方法だなと個人的には思った。
え、この写真は何かって?それはなあ・・・トリックだよ。
とベネットスタイルで二品目も注文。
すまんな、限定メニューのサムネがあまりに魅力的すぎて、これだけ美味いカレーを提供してくれる店の限定品をどうして食さないことがあろうか、いやない。
で、これがまたヤバいのよ。サーモンもキノコも美味すぎるんだワ・・・😭
ワイの持論として「腹減っていない時に食っても美味いものこそ、本当に美味い物」というのがあるが、これはまさにそういう「これを食べないなんてとんでもない!」級の代物であり、実は腹7分目ほどいっていたのにこのカレーへ突撃を敢行した自分にエールを送りたくなった😆
ちなみに、チキンが入っているカレーや限定メニュー以外にも、野菜ベースのカレーもあるし激辛系も選べたりと、好みに合わせて様々チューニングができるようだ。また、そこそこお酒も置いてあるため、静かでお洒落な店内で絶品カレーを楽しみながらゆっくり晩酌・・・なんてこともできる環境のようである(個人的には激辛カレーでほおおお!!となりながら、クラフトビールをキメるなんてのはなかなかに乙なもんやなと思ってみたり😍)。
そんな別の可能性に思いをはせながら、店を後にしたのであった。
さて、ほいじゃあこの辺に来ることなんて滅多にないし、ちょっと放浪でもしてみようかな・・・
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