その答えはこの動画を見ればわかりますよと。
まあつまり「お前さんも無関係だったわけじゃないじゃん?だったらここは共犯同士ってことで、微温的な対応してた方がwin-winじゃないですか。空気読んでくださいよ!」って話。
で、こうすると他者との付き合いがあるとか諸々の事情で変化の足が止まり、結局は悪しき仕組み・環境が変わらないまま現状が維持されるって寸法だ。
とはいえ、その仕組みや環境が四方から非難されている状態でほっかむりしていれば何とかなると考えるのは、何の解決にもならないばかりか延命措置にすらならず、むしろ死期を早めることになるだろう。
このような大手マスメディアの醜悪な行動様式を見ていると、山本七平『「空気」の研究』や山岸俊男『心でっかちな日本人』はもちろん、近年出された戸髙一成・大木毅『帝国軍人』で描かれる「責任逃れで敗戦後も口裏合わせをする帝国海軍の人々」を想起させ、官僚主義的になった組織というものはえてしてこういう行動をするのだなあと感心する次第である。
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