「お茶」の広告戦略:「午後の紅茶」と「おーいお茶」

2020-09-20 13:39:00 | 飯関係

 

 

 

 

色々書きたかもんがとっ散らかっとるけど何ば書こうかね・・・と思っとったところ、「お茶」の開発や広告宣伝の動画紹介をずっと先延ばしにしとったけんここで消化しとこかい。

 

・・・となぜか熊本弁で導入したところで今回は「午後の紅茶」と「おーいお茶」の広告戦略や開発に関する紹介動画を掲載してみた。

 

「午後の紅茶」に関して言うと、自分はストレートもレモンもミルクもどれも気分によって飲み分けていたが、最近割と遠ざかっていたので懐かしい感じがした(流行り始めたのは20年以上前の高校の頃という印象)。今でもラベルや味をマイナーチェンジしつつ店頭には並び続けているが、数年前から無糖も発売されていて昨今の健康志向を伺わせるのが興味深い(ちなみに今よく飲むのはルイボスティー)。

 

なお、ペットボトルのお茶に関しては今もよく飲むが、脂っこいものを食べた後で口の中をさっぱりさせたいケースが多いため、「おーいお茶」の濃い目や「伊右エ門」の濃い目など飲み始めも飲み終わりも強く味が残るものを購入している(ちなみにそういう目的でなくお茶を飲む時は、あまり店に売っていないが、韃靼そば茶がファーストチョイスである)。

 

とまあ自分語り(笑)をしたところで、こうやって説明を見ると、本当によく考えられてると感心する。「ニーズを作り出す」と言えばありきたりな話だが、「人の消費行動をどうやって変えるか?」というのはそんなに簡単なことじゃあない。この飽食の時代、まじでニーズの奪い合いだしね(そして今や、You Tubeを始め無料の娯楽すら消費できる量をはるかに超え、時間の奪い合いが激化しているって状況だ)。

 

日本の場合、タピオカミルク、チーズダッカルビ、ガパオライス・・・と様々な国の様々な食べ物が日々導入されているだけでなく、すでに存在するお菓子やラーメンもものすごい勢いで新種が開発されるため、その大変さは一塩だろう(まあその競争原理ゆえにこそ、質の高いものを消費者としては享受できている面もあるわけだけど)。

 

そういった中、紹介されている味の作り方や広告の仕方だけでなく様々な努力がなされていて、最近ではコンビニで「一本買うともう一本付いてくる!」といった工夫が有名だろう。何とかして「お茶を買いたい人を自社の商品に向かわせ、もってその商品を買うことを習慣化させる」という戦略なわけだが、同じ会社のデカいペットボトルを売ってある場合は、そっちに目を向けると「いやでもこっち買った方が安いですやん」てことに気付いたりするわけだがw

 

まあこの場合、自分が家で飲む用に買うなら2リットルの方を選択するが、出先で人が複数いて一人当たり500mlを一本買う場合には、結果的に出費が抑えられるため購入候補とみなされやすい、とかそういう狙いもあるんですかね・・・?

 

まあ今回の動画を見てから店頭に並んでいる姿を目にすると、そんな想像が膨らんできてまた違ったおもしろさがあるなあと思った次第である。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『シコ全書』編集担当者之頓首 | トップ | ドイツ旅行 三日目:アウク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

飯関係」カテゴリの最新記事