一体何度「神回」という表現が使われるのか?まあ別に神は一人とは限らんし、「最初に出てきた神が一番上だと思いますか?」(byちえみ)という金言もあるので別にいいのだが・・・
ともあれ、今回のポプテピピックは間違いなく歴史に残る回だったというのは間違いない。前半のクレしんコンビによる圧倒的な可愛らしさ(特にこおろぎさとみのポプ子は反則でレベルであって、ここに「赤ちゃん」ネタをもってきたのは神の采配としか言いようがない)に悶絶した人は少なくないだろう(なお、私がこおろぎさとみで一番最初に連想するのは同級生の「田中美沙」であるのだがwちなみにその手の話題はこの記事などを参照)。
それと同時に、視聴者を引き付けて止まないのはとうとうメインパートを担当したAC部である。そもそも前回の小ネタがメインパートの伏線になっていたことは驚きを呼ぶが、それだけならすでに6話で二度寝の話をリフレーンしており、まあありえることだと思って終わりだ(ちなみに言っておくと、各話のポプ子・ピピ美のビジュアルが全て公開済みでそれに則って各話が展開していることからわかるように、[どの時期からかまでは不明だが]全ては計算済みのものである。そう考えると、二度寝を被せた前話は今回のヘルシェイク矢野のそれが「たまたま被った」のではなく、予め計算された演出であることを暗に示す別の伏線として興味深い)。
しかしそこに、もはや職人芸と言わざるをえない神芝居が加わることで、ただのネタを遥かに超えた完成度を誇るシーンとなっている(半ばネタ的に消費していた人たちも、これがAC部の真の力であると実感したことだろう)。しかも、「職人芸なのにバカバカしい&バカバカしいのに職人芸」というAC部的、あるいはポプテピピック的エッセンスをきちんと保っているところがなおのところ素晴らしい。
作中人物の言葉を借りるなら、「ヤツが震わせたのは地獄じゃねえ。ワシらの心ジャー!!」と、いいこと言った風でこの稿を終えることとしたい。
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