飢と渇【3・4話】飢と渇【1・2話】
尊厳を破壊された(もう少し穏やかに言えば「承認が枯渇した」)人間の末路は得てしてこのようなものだ。たとえば「葛城事件」の通り魔がそうであったようにね。まさに「飢と渇」なわけだが、主人公達が何に飢え、何に渇いているのかが根本的にわかっていないというのがまた、悲劇的なことではある。しかしネットワークビジネス . . . 本文を読む
大戸屋の営業が苦しいらしい。参照した記事だと、大幅な価格帯の値上げとお家騒動によるイメージ低下&現場サービスの劣化が原因とのこと。なるほど昔の大戸屋であれば「やよい軒」的なイメージで学生が利用しやすいような場所だったから、メインターゲットが20~30代でそこが値上げで離れたというのは理解できる。
しかし、どうも私には解せないことがある。その理由は、単に価格帯が上がっただけでなく、 . . . 本文を読む
この動画を見ても、どこか遠い世界の「悪」と思えるかもしれない。あるいは、証券会社という生き馬の目を抜くような業界だから特殊なんだ・・・とか。しかし、今この時だってスルガ銀行やTATERUの不正融資が大きな問題となっているし、それは自己責任で済まされるようなレベルのものでは全くない。そして三菱グループや神戸製鋼の不正といったもの . . . 本文を読む
「ミンク」という老舗のPCゲームブランドが今年で廃業することが決定した。スマートフォンの普及などでPCのフルプライスゲームは厳しい状況に置かれているが、ましてや18禁となると市場規模が小さいため存続が困難となるのは致し方ないことだろう。実際、これまた老舗のelfがDMMなどにライセンスを譲って活動を休止したのはその典型例と言える。
個人的には小学校5年だった1992年頃から18禁 . . . 本文を読む
奥石廊崎からホテルの方に戻って岬へ向かう。さっきと違って人少ねーな。ここはいい・・・
だいたいの岬は険しい道の先にあって灯台も崖の上というケースが多い印象だが、ここは全体的になだらかで、のどかな雰囲気があるな。
あら、なかなかにユニークな模様やね。これ確か溶岩が急激に冷やされたため、とかだっけ?なんせ3 . . . 本文を読む
下田のホテル周辺を散歩した後、車で奥石廊崎を目指す。まあ車で海辺に来たのだから、そうでないと訪れにくい場所に行ってみよう、という魂胆である。
朝こそ曇っていたが、幸いにして到着する少し前には空が晴れ渡っていた。昨日は伊豆スカイラインを走った以外フラストレーションの連続だったので、この快晴と美しい海による解放感はこの上もなくすばらしいものだった。それにしても・・・周り老人ばっかやな . . . 本文を読む
トンネルを抜けたら雪国だろぉ~、って?そんな妄想は小説の中だけにしといてほしいもんだ。
実際には、トンネルを抜けたところであるのは別世界ではなくただの現実だ。そう今見ているリゾートの廃墟のようにね。
そういう端的な事実がわからない人間は、地方に行けば何かユートピア的なるものがあると錯覚する。実際にあるのは、その土地なりのしがらみであり、苦悩で . . . 本文を読む
人を洗脳する時、視野狭窄に陥らせることが重要なのは言うまでもない(正確に言うと、一度日常のフレームを破壊した後で、別の体系をインストールする。宗教の「神秘体験→回心」などもこれと同じだ)。rational mindを持っている状態では、ネット社会の今日、少し調べればすぐおかしな事はおかしいとわかりやすいし、また相談もしやすい。「そもそもおかしいと思う自分がおかしい」と . . . 本文を読む
合コン女子が相手の容姿はもちろん、年収なども値踏みするのは、コーラを飲んだらゲップをするのと同じくらい必定である。それは喩えて言うならセンター試験と二次試験に似ている。その総合点で「合格」は決まるが、そもそもセンターで一定の点数を取れない人間はお逝きなさい判定されるのである。
さういう合コン女子の「値踏み」をアクセル全開にしてネタ化しつつ、しかもタメになる企業 . . . 本文を読む
を正しく評価・賞賛できないことは、最も強く自らの自尊心を傷つける行為だと私には感じられる。というのもそれは、自分自身が偏狭さや嫉妬心などに心を支配され、対象を正当に評価できていない状態にあることを意味するからだ。 . . . 本文を読む