A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

遊林庵

2010年08月14日 13時07分07秒 | 陶芸
8月12日(木)





本当に久しぶりに従兄弟のAさんに会った。
ミスターマスダが陶芸をやっているのを知って
その従兄弟が親しくしている陶芸家を紹介してくれるという。

陶芸家の名前は「濱田哥雅子さん」。
60歳前後の男性。
女優の十朱幸代と陶芸で轆轤を回しているテレビのコマーシャル
に出演したシーンを見たことがある。

濱田哥雅子さんの作品は
赤松の灰の自然釉による「焼き締め」が素晴らしい。










濱田哥雅子さんは大和市の自宅から座間の遊林庵
(よく判らぬが遊行窯とも云うらしい)に
毎日通ってきている。
そこに工房や登り窯と楽焼の窯を持っている。
朝からウイスキーをチビチビ
気が向くと轆轤を回し時々陶芸教室の生徒さんに教えている。
何か世捨て人のような気楽な生活を楽しんでいるように見受けられる。

昔は弟子が数人いたと言っているが今は一人で全てやっている。
窯を焚く時は従兄弟や友人が泊まりがけで手伝いに来るらしい。
目下 登り窯に窯入れの真っ最中。

ミスターマスダの作品も序でに焼いてくれるという。
いつも電気窯で作品を焼いているので
偶にはプロ並に薪で作品を焼いてみたい。
今日は御好意に甘えて大小合わせて9点 
ここの登り窯に入れて頂くべく素焼きした作品を持ち込む。



濱田哥雅子さんと談笑するミスターマスダ




そのことを聞きつけた陶芸仲間がミスターマスダについてきた。
濱田哥雅子さんを囲んで話に花が咲く。








登り窯はまだ眠っている・
9月初めには作品の窯詰めも終わり愈々窯焚きとなろう。
窯焚き人は充分揃っていると思うがミスターマスダも
一寸参加してみたい気分である。
体験窯焚きで真っ赤に燃えた窯口に顔をほてらせながら
赤松の薪を放り込んでみたい。













次回は赤々と火の入った登り窯を弊ブログに載せたい。