A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

魚谷清兵衛

2010年11月29日 19時33分18秒 | 陶芸
魚谷清兵衛 備前陶展 が横浜そごう6階美術画廊で
11月29日まで行われていた。
初日 朝一番に会場に行き魚谷清兵衛氏と
ゆっくりお話出来たことはラッキーであった。





陶芸家魚谷清兵衛氏(74歳)は陶芸家としては
変わった経歴の持ち主。
家業は海産物加工業 永年食品に携わって
その味覚を盛る器に興味を持ち 
55歳のとき食品会社の経営をしながら二足わらじの陶芸家を始めた。

そこで「焼き締め陶」の素朴さに魅せられ
備前焼の里に半地下式の穴窯を築いた。






前々から興味を持っていた陶芸家で10年ほど前の個展で作品を買ったりしたし
今回はこの2点を購入した。








シンプルで軽やかな備前焼 極限の薄手作りの器に挑み
形を炎に委ね「たわみ」を生かした作品を
経木手備前と名付けている。
下二つは、以前求めた器、愛用している。





マスダ窯でも何度かその作風を真似してみた。
薄い焼き物は不良率が高い。