8月19日(木)
セント・アイヴィスはイギリスの漁師町
行ったことも無ければ、これから訪ねるという事も無かろう。
然しセント・アイヴィスの名前を聞くと何か心が惹かれる。
昔 観音崎にある横須賀美術館 セント・アイヴィスの
画家アルフレッド・ウォリスの展覧会を
見たことがある。
画風は技巧の無い、心に感じ取ったままを
板切れとかカンバスに写し取っている。
独学の画家である。
セント・アイヴィスの街並みとか漁港-灯台など風景ばかりである。
行ったことのない街だが澄んだ色使いがセント・アイヴィスの街を
平和な静かな町だと感じさせる。
これらの絵を通じて益々セント・アイヴィスが気になるようになった。
然しミスターマスダはセント・アイヴィスの名前は前々から知っていた。
陶芸に興味がある人なら多分御存じた思うが
濱田庄司が若かりし頃バーナード・リーチと「登り窯」を
築いたのが、このセント・アイヴィスである。
そのような次第で自由が丘に住む義弟から
「セント・アイヴィス」という画廊がある、
見に行かないかとお誘いを受けた時は一つ返事でOK.。
ランチかたがた等々力のベクトルというハンバーグが売り物のビストロで落ち合う。
義弟の奥さんの御推奨である。
メニューを見ると「サルティンボッカ」 とある。迷わずこれを注文。
サルティンボッカとはロサンジェルス以来の御対面。
結果として味は、日光の手前 その心は今市(イマイチ)。
ただしコーヒーは美味しかった。
飲み放題という事もあり2杯頂いてしまった。
お喋りも一段落したところでギャラリーへ出発。
お目当ての「セント・アイヴィス」ギャラリーは
等々力 にあるスーパーの紀伊国屋の近くである。
義弟の散歩コースにあたり偶々見つけたそうだ。
ギャラリイ・セント・アイヴスは日本で初めて、そして唯一の
近代・現代イギリス陶芸のギャラリーだと称している。
10年ほど前にオープンしたそうだが、それ以降ずっと
英国アーティストの企画展を随時開催し、イギリスの風土に
育まれた温かみのある陶芸作品を紹介しているそうだ。
8坪ぐらいの展示場で今日はリーチの息子さんの
お弟子さんの作品を主に展示しているようだ。
スリップウエア^の技法を駆使して
伝統的なイギリスの生活雑器である。
柳宗悦の云う「民芸」であろう。
写真はこの夏開かれた「ART FAIR TOKYO 2011]に出品された作品。
ミセスマスダはスリップ・ウエアの器を買いたがったが
辛うじて押し止めた。
「俺が作ってやる。」
そこで何故かハッと気がついた。
濱田庄司の60年と15秒「かけ流し」は
スリップウエアの進化系ではないか?
色々考えながら展示作品を拝見させて頂くのは至福の時間である。
セント・アイヴィスはイギリスの漁師町
行ったことも無ければ、これから訪ねるという事も無かろう。
然しセント・アイヴィスの名前を聞くと何か心が惹かれる。
昔 観音崎にある横須賀美術館 セント・アイヴィスの
画家アルフレッド・ウォリスの展覧会を
見たことがある。
画風は技巧の無い、心に感じ取ったままを
板切れとかカンバスに写し取っている。
独学の画家である。
セント・アイヴィスの街並みとか漁港-灯台など風景ばかりである。
行ったことのない街だが澄んだ色使いがセント・アイヴィスの街を
平和な静かな町だと感じさせる。
これらの絵を通じて益々セント・アイヴィスが気になるようになった。
然しミスターマスダはセント・アイヴィスの名前は前々から知っていた。
陶芸に興味がある人なら多分御存じた思うが
濱田庄司が若かりし頃バーナード・リーチと「登り窯」を
築いたのが、このセント・アイヴィスである。
そのような次第で自由が丘に住む義弟から
「セント・アイヴィス」という画廊がある、
見に行かないかとお誘いを受けた時は一つ返事でOK.。
ランチかたがた等々力のベクトルというハンバーグが売り物のビストロで落ち合う。
義弟の奥さんの御推奨である。
メニューを見ると「サルティンボッカ」 とある。迷わずこれを注文。
サルティンボッカとはロサンジェルス以来の御対面。
結果として味は、日光の手前 その心は今市(イマイチ)。
ただしコーヒーは美味しかった。
飲み放題という事もあり2杯頂いてしまった。
お喋りも一段落したところでギャラリーへ出発。
お目当ての「セント・アイヴィス」ギャラリーは
等々力 にあるスーパーの紀伊国屋の近くである。
義弟の散歩コースにあたり偶々見つけたそうだ。
ギャラリイ・セント・アイヴスは日本で初めて、そして唯一の
近代・現代イギリス陶芸のギャラリーだと称している。
10年ほど前にオープンしたそうだが、それ以降ずっと
英国アーティストの企画展を随時開催し、イギリスの風土に
育まれた温かみのある陶芸作品を紹介しているそうだ。
8坪ぐらいの展示場で今日はリーチの息子さんの
お弟子さんの作品を主に展示しているようだ。
スリップウエア^の技法を駆使して
伝統的なイギリスの生活雑器である。
柳宗悦の云う「民芸」であろう。
写真はこの夏開かれた「ART FAIR TOKYO 2011]に出品された作品。
ミセスマスダはスリップ・ウエアの器を買いたがったが
辛うじて押し止めた。
「俺が作ってやる。」
そこで何故かハッと気がついた。
濱田庄司の60年と15秒「かけ流し」は
スリップウエアの進化系ではないか?
色々考えながら展示作品を拝見させて頂くのは至福の時間である。