A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 021

2005年11月15日 20時54分58秒 | 航海日誌
第21日目(6月10日)

天気良し。
船はアラビア海の真っ只中。
朝名画座で「無法松の一生」を観賞。
昼食後、サンデッキで水泳、そして日光浴。
ジャグジーにも入りリラックス。
オーシャンライナーでの典型的な楽しみの一つ。

そこへAKチャンが通りかかる。
相変わらず爽やかな笑顔だ。
浅草のマンションに住み横浜のMMにお勤めだったが
繰り上げ定年退職(58歳)。
自分への御褒美に、このクルーズに参加。
我々がこのクルーズで一番最初に知り合った人。
良く気のつく方でとても好感が持っている。
少し気だるそうな感じで50~55歳ぐらいの男性にモテモテ。

最近船内図書館よりカール・セーガンの「コスモス」を借り出し再読している。
それに刺激された訳ではないが今夜は南十字星を見てみよう。
シンガポールからこの海域ぐらいまでが南十字星が見られる限界だろう。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボルドーの赤

2005年11月14日 16時46分46秒 | ヨット
昨日は晴天で絶好のヨット日和。
今日もセントメイは快調です。
ボルドーの赤を携え横須賀沖まで出る。
海面は穏やかで風は5メーターぐらいか
至極安全なクルージング。
例のごとく沖に出れば早速宴会となる。
風が弱いのでワインで顔が火照ってくると風の方向が良く判る。
おつまみはサラミソーセージと「八つ頭」の煮っ転がし、ボルドーに合う。
この八つ頭はクルーのIJさんの御持参だ。
ちゃんとした生業は持っているが親譲りの畑で
大々的に御百姓さんをやっている。
昨日も帰り際、IJさんより八つ頭は勿論里芋、柿など沢山貰ってきた。
色々な農作物や栗なども貰うがまだ松茸は頂いた事が無い。





夕食は孫達のリクエストで「美々卯」のうどんすき。
お姉ちゃんも大きくなりしっかり食べる様になり頼もしい。
食事での話題で昔息子家族が浅草に住んでいた時よく一緒に行った
「今半」のことになり近々すき焼きを食べに行く事になるだろう。
好きなヨットと息子家族との団欒、
スローライフは楽しいものだ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 020

2005年11月12日 20時52分57秒 | 航海日誌
第20日目(6月9日)
食事をする場所はトパーズダイニングとヨットクラブと二箇所ある。
夕食後は有料で「波平」が開店。「お酒とおつまみ」
「寿司うなぎからラーメン」まで何でもある。

トパーズダイニングでは朝は和洋バイキング。
昼食、夕食は毎回フルコース。
洋食なら前菜、スープ、メインディッシュ、デザートそれにコーヒーか紅茶。
和食は勿論 中華、インディアン、エスニックもでる。


トパーズダイニングの給仕長は美人のカルメンシータ。
好意的なシーティングで優遇してくれる。
2人の時は2人席、MK御夫妻と一緒の時は4人席を
可能な限り用意してくれる。
親しくない人達との相席はお話も弾まないし窮屈だ。
気に入った料理、デザートなどお代わりにも応じて呉れる。


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 019

2005年11月10日 20時48分23秒 | 航海日誌
第19日目(6月8日)
今日は小生が主宰している「ハーモニカ持っている人 集まれ」 の
練習場の部屋の割り当て会議でMK氏を伴って出席。
10日ぐらいに一度の割で部屋割りをやり直すのだが
決まった時間、決まった部屋を確保するのに政治力を要する。
MK氏が強く主張し小生がまあまあとなだめ、決まるところに決まると言う
小生にとっては得な役柄だ。

MK御夫妻はご主人は地方都市の水道局を繰り上げ停年退社、
専従ではなかったが様だが組合活動に熱心だったそうだ。
小生の名前でハーモニカグループを立ち上げたが
事実上彼との共同立ち上げ。
ハーモニカの名手でメロディーが分かれば楽譜なしで何でも吹ける。
また大変な世話好き、親切が相手に通じないと怒る。
人の好き嫌いが激しい。
思想的に少しラディカル。

奥さんは社保庁をやはり繰り上げ停年で退職。
何故あんな良い役所を辞めたのか聞きそびれた。
船内のアクティビティーには積極的に参加、
ダンスレッスンは一生懸命、
船内学芸会(?)のスター。
社会派で自己主張がハッキリしている。
MK家は夫唱婦随ではなく婦唱夫随のようだ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 018

2005年11月09日 19時28分28秒 | 航海日誌
第18日目(6月7日)
船は昨夜遅くコロンボ港を出港ヨルダンのアカバ港に向け
8日間の航海となる。

朝 早起きをして御来光を拝みに上部デッキへ。
モーニングコーヒーを飲みながらオーバーランドツアーから帰って来た
MK氏に久しぶりにお会いし話が弾む。
御来光も見事だ。

MK夫人は朝は弱い。まだベッドの中だ。
朝食はママと2人かNさんかYさんだが今朝はママと2人。
MK氏は奥さんの起床を待っての朝食となる。

朝食後 名画座で黒澤映画の「7人の侍」を観賞。
ママは無料英会話教室へ。
ネイティブスピーカーの講師が20数名乗船しており
有料(12万円 受講生は170名もいるとの事)と、中級・上級者向けの無料の英会話講座を行っている。

MK氏は朝9時から混声コーラスの練習。
MK夫人は社交ダンスのレッスン。
みんな朝から忙しい。

午後からヘミングウエイバーで航海日誌を携帯に書く。
横浜出港以来航海日誌を携帯に書き溜め電波状態の良い港で
自宅宛Eメールしている。
コロンボでは電波状態悪く発信出来なかったので
大分日誌の原稿が溜まってしまった。

ママは講演会を聞きに行った。
MK氏は埼玉出身者の集まりへ。
MK夫人はまたダンスレッスンへ。
上手になったら踊りましょうと言ってあるので一生懸命励んでいる様だ。

夕方はMK氏と打ち揃ってハーモニカ練習へ。
夕食はMK御夫妻と御一緒。
アルコール類は有料なので小生とMK氏が変わり番こに支払う。
今日は小生の番。

夕食後囲碁教室。
ママはセミナーへ。

こんなところが大体船の中の生活だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 017

2005年11月08日 18時13分28秒 | 航海日誌
第17日目(6月6日)
午前7時スリランカのコロンボに入港。
先ずは「釈迦が訪れた」との伝説を持つキャラニア寺院に参拝。
折悪しくスコールが。
スリランカの習慣に従い裸足で参拝となり、どうにも足の裏が気持ち悪い。
鮮やかなフレスコ画が描かれた本堂では人々が仏像に花を捧げ、
一心に祈っている姿に出会うことが出来た。

そしてスリランカの歴史や文化に関する展示がされている国立博物館。
首都スリー・ジャヤワルダナプラの湖に浮かぶ国会議事堂は
日本の援助で建てられたそうだ。

昼食は御当地超一流のガラパリホテルで民俗音楽付きの
スリランカ料理のバイキング。
勿論本格的なインドカレーも賞味出来大満足。
土産にはセイロン紅茶を数箱購入した。

夜は船に帰りスリランカの民族舞踊を観賞しながらのディナー。
インド洋に浮ぶ島国の夜は静かに更けてゆく。

午後11時頃次の寄港地ヨルダンのアカバに向け出港。
出港の「銅鑼」がデッキに鳴り響き、紙テープが飛び交い、
「別れの曲」ではなく「クリアー・ホライゾン」が流れる。
遠うざかる港の灯を眺めながらのビールは一味違う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day016

2005年11月07日 18時11分31秒 | 航海日誌
第16日目(6月5日)
インド洋に入り大きなうねりが出てきた。
船は大きくゆっくり左右ローリング前後ピッチングする。
横浜出港以来の揺れだ。
船酔い止めタブレットが配ばられる。
エレベーターは止まる。
歩行は階段、廊下と安全の為、手摺り伝いに歩く。
船酔いの為 船室に篭りっきりの人もいる。

我々素人のヨットでは荒海に出て荒れ狂う海を眺める事は出来ないので
この様な大きな安全な船から「荒れた海」を見てみようと言うのも
この船旅の一つの目的だつた。

早速眺望の利くヘミングウエイ・バーに陣取り飽きずに海を眺める。
曇天で波頭が砕け風速は10メートル以上だと思う。
船員に聞くと前回の航海ではテーブルの上の物が船の揺れに合わせて
滑り落ちたそうで今日の揺れは揺れに入らないそうだ。

ヘミングウエイ・バーはボトルキープをやっているが
昼間明るい時はビールを飲むことにしている。
おつまみはホットサンドとかチーズもあるが
サービスのピーナッツ、チップスが気に入っている。
ウエイターのSさんウエイトレスのUさんは何時も親切だ。


ハーモニカの合奏練習や囲碁教室の出席者が船酔いの為か少ない。
船は依然として揺れている。
明日の朝はスリランカのコロンボだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day015

2005年11月06日 18時09分33秒 | 航海日誌
第15日目(6月4日)
船の朝は早い。
日の出を拝みたい人が大勢いる。
それからラジオ体操、太極拳他体に良いことなら何でも。
朝食は6時45分からだがモーニングティは早朝からOK。

船の運航に興味のある人はレセプションに張り出してある
チャート海図のチェック。
航路と予定通過時間が書き込まれているものだ。
チャートよれば我船はインド洋に本日午後に入るらしい。

船長招待のブリッジ操舵室の見学会に参加した。
船齢50年の古い船なのでブリッジもアンテークだが
手入れは行き届いている。
ニスを塗る所はチャンと塗ってあるし真鍮など金具類もピカピカだ。
設備もコンピュータ制御で見学時はオートパイロットだった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day014

2005年11月05日 18時04分35秒 | 航海日誌
第14日目(6月3日)
海は穏やか。
今朝の朝食は「ヨットクラブ」にした。
船尾の8階で半分は室内で半分はオープンデッキに椅子テーブルである。
天気が良ければオープンデッキの食事は人気がある。
朝食を摂っている間にキャビンの掃除をしてくれる。

我々のキャビンの担当はサンさんと言う21歳ぐらいの
大連生まれの中国人だ。
働き者で感じの良い娘さんだ。
次の航海で船を下り、インドネシアのジョクジャカルタに住んでいる
フィアンセに会いに行く。
フィアンセも昔この船で働いておりその時知り合ったのだそうだ。
一ヶ月ジョクジャカルタでフィアンセの両親とも一緒に暮らす。
2人の為に家財道具一式、テレビ、ステレオなど購入して
待っていて呉れるそうだ。
その後 大連にフィアンセを連れて行く。
サンさんの両親は、まだこの結婚を許していない。
どう説得するか少し悩んでいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イラボの酒器セット

2005年11月04日 18時14分46秒 | 陶芸
今日は11月なのに摂氏22度、晴天、無風と言う絶好のゴルフ日和に恵まれ
厚木で楽しいゴルフでした。
株に熱中しているパートナーがゲーム中に携帯で株価をチェック、
日経平均が遂に14000円になったとか
どうも気が散ってしまいスコアーはイマイチ。

しかし気を取り直し帰宅を急ぐ。
と言うのは夕方からマスダ窯の窯出しだ。
定年後南米のチリで日本向けの果物農園の社長をやっている
元会社の同僚からの注文の酒器セットが焼き上がる日だ。
窯から出た作品は想定内の出来上がり。
先ずひと安心。

序に実験的に焼いた「粉引きの楕円鉢」は水漏りがする。
何故だろう?今度陶芸教室で聞いてこよう。      直径19センチ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 013

2005年11月03日 21時29分23秒 | 航海日誌
第13日目(6月2日)

昨夜シンガポールを出港。
目下 船はマラッカ海峡を北上中。

マラッカ海峡は船の往来が激しい、海賊も出るとの話も有ったが
大変穏やかな海だ。
東京湾の浦賀水道の混雑に較べれば遥か前方、後方に
霞んで船影が見られるぐらいで、のんびりしたものだ。
しかしこれでも過密と言われているのだから
浦賀水道は殺人的な混雑と言う事だろう。

今日は避難訓練があった。
非常ベルが鳴るとキャビンのロッカーの救命胴衣を身に付け
グループごとに所定のデッキに集まり救命ボートの所まで
移動するのが訓練の内容だ。
この訓練が無駄になることを祈りながら
係りの船員の緊急時の注意事項を聞いていた。


夕方からはハーモニカ合奏の練習だ。
小生が世話役をやっているが何時も小生をサポートして呉れている
MK氏が御夫妻でオーバーランドツアーのため一時下船、
少し寂しくなった。
スリランカで再会・合流と言うことになる。
ハーモニカ練習も一人で取り仕切きらねばならないし
夕食は何時もMK御夫妻と同席だったが、2人席はあまり無いので
これから当分は知らない人と同席になるだろう。

夕食後最近囲碁教室に通うようになった。
筋が良いと褒められているのでその気になって皆勤している。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽茶碗

2005年11月02日 07時49分08秒 | 陶芸
京都に行ってきました。
元会社の後輩のO氏の新築邸を見に来るようお誘いを受けたからです。

新築祝いに小生の力作の「花器と大皿」を差し上げたところ陶芸に
興味がありそうなので御覧に入れたい楽茶碗があるとの
お話に釣られ新築邸訪問となった次第です。

拝見したのは楽長次郎の13代 楽惺入 別名善英 の白楽、赤楽茶碗です。
今は亡きO氏の御母堂が楽長次郎のところにお勤めになっておられ
昭和14年御結婚のために退社される際、当主の楽惺入さんより
お祝いに頂いた紅白茶碗だそうです。

色々楽家の茶碗を見て参りましたが絵柄のある白楽は珍しいと思いました。
楽家の茶碗は展覧会、美術館で眺めるだけでしたので
実際に手に取って見ますと聞いてはいましたがその軽さに少し驚きました。
箱も立派、箱書きも何て書いてあるか判りませんが凄そうです。
「何でも鑑定団」の中島誠之助さんになった様な気持ちで
茶碗を拝見させて頂きました。
眼福、至福の一時でした。

今から思えばあの楽茶碗でO夫人に一服所望すべきだったと
後悔しております。
次回京都へ行った時には是非実現させたいと念じて居ります。







コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day 012

2005年11月01日 20時54分53秒 | 航海日誌
第12日目(6月1日)
カンボジャ観光を終え一路シンガポールへ。

既にベトナム・ダナンより先回りしてシンガポール港に入港している我船に
一旦帰りカンボジア土産を船室に置いてからシンガポールの街の探索へ。



先ずは腹ごしらえ、ラッフルズホテルで昼食。
勝手知つたるシンガポール、自由に動けるので楽しい。

マーライオンに御挨拶した後 酔い覚ましを兼ねてリバークルーズ。
シンガポールは綺麗な街だが水上からの眺めは格別だ。




オーチャッドロードを散策後ラッフルズホテルに戻る。
何点かホテルグッズを土産として購入。
ロング・バーでサテーなど食べながら軽い夕食。
このバーでは殻付き落花生の殻を床に捨てていて
床じゅう殻だらけなのが有名だが、ママはいたく気に入った様だ。
午後10時ごろ4日振りに帰船。
11時半スリランカ・コロンボに向け出港。

ボーダフォーンの感度も良好。
息子達友人達より楽しいメールを受信。
家のほうは特に問題なし。
船中の生活はどうだ、知り合った女友達を写メールしろとか
色々言って来ている。

今回の旅行では訪問地から日本へ色々なメールを送る積もりで
携帯電話も最新鋭の3Gとした。
またデジカメのバックアップとして携帯電話を使うべくSDメモリー・カードも
大枚を叩いて1ギガを奮発した。
ボーダフォーンの使い方にも大分慣れてきた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする