森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

屋根から滑り落ちた雪

2012年02月07日 | 自然観察日記
連続す売る寒波やっと一息ついてくれました。屋根の雪下ろしを一回やったものの、落下式の屋根部分が再びご覧のとおり。ほおって置くわけにも行きませんから、久しぶりの晴れ間を使ってこの雪を処理しました。落雪に埋まらないように慎重にしなければなりません。魚沼方面の豪雪地域の人から見たら物の数ではないのでしょうが、雪の処理は疲れますね。雪はキライダ~・・・・。!
とはいえ、雪の性質は面白いなぁとも思います。固体でありながら流体なのです。飴のように変形していく姿はこれはこれで興味深いもの。子供の頃、雪が鉄棒(径5cmはあったはず)を「U字形」に曲げたことを見たことがあります。雪の重さだけでなく粘りというか粒子が互いに凝集する力のすごさに驚嘆したものです。

ハナミズキに付着する霧氷 

2012年02月07日 | 自然観察日記
放射冷却でかなり冷えました。昨晩は霧が発生したようで霧氷の花が咲きました。あらゆる枝先に付いています。きつい雪処理前のひと時の贅沢で、腿まで潜りながら庭の雪原を歩いていろいろな木々を見て回りました。どれも針状の氷りの結晶です。付着するものによってその表情を変えるのが面白いですね。これはハナミズキの花芽に付着した霧氷です。