サネカズラの果実です。雌雄異株のつる植物。残念ながら県内には自生はありません。近縁のチョウセンゴミシが自生しているといわれますがあいにく私は見ていません。このサネカズラ、実つきが悪く説明しないとサネカズラとは思えませんね。うまくいけば果実は球状になります。じつは1つの花にめしべが沢山あってそれが一つずつ結実して全体がボール状になるのです。これ、全体で1つの花が変化してきたと考えるわけですが、多くの花が集まって球状になる場合もあれば単一でも球状になる・・・。自然というのは面白いですね。
そういえば、昔々伊勢神宮の藪の中に芽生えていたもの(当時は何か分からなかった)をつれてきたのがこのサネカズラ。雄株で庭の片隅にはびこっています。雌株を連れてこないと実は見れません。
そういえば、昔々伊勢神宮の藪の中に芽生えていたもの(当時は何か分からなかった)をつれてきたのがこのサネカズラ。雄株で庭の片隅にはびこっています。雌株を連れてこないと実は見れません。