このコースにはマルバマンサクが少ない気がしました。注意力がなかったかもしれませんが、この樹に出会うまでそれらしいものを見かけませんでした。分布に偏りがあっても不思議なことではないのですが、1株だけというのも・・・。それもこの大株です。故意に保護されていたかのような株です。高さ4~5mかな。株立ちで20本くらいは根際から出ています。樹形も整っていてこういう姿のマルバマンサクも珍しいものです。
さすがに花の時期は末期とみえて花数は多くありません。しかし、咲いている花は咲いたばかりのような瑞々しさ。花が散った跡も気付きません。今年は丘陵公園の里山フィールドミュージアムでも花が少なかった気がしますから、ひょっとすると角田でも花が少ないのでしょうか。