森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カラコギカエデ

2014年04月29日 | 自然観察日記
葉の展開していない季節、樹肌や樹形などでの判定はなかなか難しい・・・。昨年の果実の残りと樹形や環境を総合してカラコギカエデと推測しましたが、もう一度訪れて再確認しなければならないと思っています。
カラコギカエデは湿地に適応したカエデで三裂した長めの葉を持ちます。最近では菅平で観察したことがあります。

カエデ科の冬芽

2014年04月29日 | 自然観察日記
普段見慣れていないカエデ科の冬芽。膨らみかけている花芽らしいものと丸みを帯びた葉芽、そしてその赤い色具合がとても特徴的で図鑑などを引っ張り出して推測するとアサノハカエデが最も近い種のようです。葉が展開してくれば分かりますが、この段階ではまだまだ識別が難しい・・。そうではあっても、この状態をしっかり頭に焼き付けておけばいづれ解答が出ますから新たな知識の積み重ねになります。「これは何だろう?」という好奇心は持ち続けていきたいと思います。