カタクリのシーズンもそろそろ終わりになりました。丘陵公園では、今年も美しい景観が展開し大いに盛り上がりました。いろいろ話題になったなかにこの奇形花があります。「緑の花」を見つけたなどといって自慢する向きもないわけではありませんが、これはどう見ても奇形の花。蘂の発達も不完全で種子をつくる能力はない個体です。ここ毎年花を付けますから栄養はしっかり作り蓄えているようですが、花を作る能力は欠けているようです。公園のなかの個体を見ている限りでは奇形花が発生するエリアが決まっているようなので、子孫を作れないこの複数の個体は同一親株から同時にできたものではないかと推測しています。
実はこのような奇形花は県内いろいろな所で見つかっていて、ウイルスが感染したのではないかとか、マイコプラズマではないかとかいくつか検討されていますが確たる証拠が無くいろいろ実証実験の段階です。某大学の先生に分析を依頼している最中でどんな解答が来るか楽しみですね。
実はこのような奇形花は県内いろいろな所で見つかっていて、ウイルスが感染したのではないかとか、マイコプラズマではないかとかいくつか検討されていますが確たる証拠が無くいろいろ実証実験の段階です。某大学の先生に分析を依頼している最中でどんな解答が来るか楽しみですね。