森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

チダケサシ

2018年02月03日 | 自然観察日記
アスチルベとして知られる在来種です。ピンク色がかったものから純白に見えもがありますが、立山弥陀ヶ原は純白の花のように見えました。まとまって生えている場所はありませんでしたが点々と自生していました。

チダケサシの葉

2018年02月03日 | 自然観察日記
チダケサシの名前の由来はチチタケというキノコによるのだそうです。チチタケを見つけるとこの茎に刺して持ち運んだとのこと。他の草でも同じようなことを行ったのではと思いますが、何故この草にこだわったのでしょうか?チチタケを好む県民は栃木県の人だそうです。チダケサシは栃木に多い種なのでしょう。

チダケサシの花

2018年02月03日 | 自然観察日記
清楚な白い花の穂です。ユキノシタ科の種で5数性の花。トリアシヨウマと同じ仲間なのですが、トリアシショウマは山地帯から低山帯に見られるのにたいしてチダケサシは山地帯から亜高山帯にに見られるようです。