寝起きのの散歩で出向いた阿字ヶ浦の海岸はそれほど広い場所ではないため砂丘植物がそれほど自生していません。それでも、定番のコウボウムギも個体は少ないものの見られました。草丈10cmほどの雌雄異株のカヤツリグサの仲間です。この個体は雌株。穂は筆のように目ることからフデクサともいうそうです。
花穂が細い個体がありましたからコウボウムギの雄株かコウボウシバかなという軽い感覚で写真を撮っていましたが、じっくり調べてみると全く別物であることが分かりました。オニシバというイネ科植物です。コウボウシバやコウボウムギはカヤツリグサ科で科も違います。手前の株がオニシバでその後ろに見られる株はコウボウムギの葉です。