今回の目的は草紅葉の八幡平を歩くこと。今年は天候に恵まれっぱなしで東北の山旅に出かけた3日間は見事な晴天。ナナカマドの紅葉はまだですが、湿原の草紅葉はちょうど盛りであまり人も多くない時期ですから自分のペースでブラ歩きができました。
八幡沼を中心にした周囲は高層湿原のパノラマです。9月中旬は草紅葉の季節。オヤマノリンドウなどはまだしっかりした色がありましたが、多くの野草は実の季節も過ぎて枯れ始めて最後の姿を見せているものも多くあります。暫くは八幡平で見つけた草花の秋の姿を観ていきたいと思います。
八幡平を貫く観光道路アスピーテライン沿いには針葉樹の森が広がります。強い風のせいか枝の張り方が風下に伸びて至りあるいは枯損している木々も多く厳しい環境が予想されます。八幡沼付近の針葉樹は多くがアオモリトドマツでやや窪地のせいでしょうかのびのびと育っている樹が多いように思います。