カモノハシの花穂です。この花穂は雌花で白い毛のようなめしべでしょう。実はこの花穂は真ん中で二つに分かれていて二つのものがぴったりと合わさっているのですが、これを開くとちょうどカモノハシの口のようになるのだそうで、いわゆる「嘴(ハシ)」に見立てての名前と聞いています。
カモノハシの小さな群落もありました。大規模なものは辺り一面というのもあるのですが、ここではこんなていどの群落が点々とありました。東日本大震災の津波で打撃を受けた場所です。大地震の津波と関係があるのでしょうか。ようやくこの程度に回復してきたと見えなくもありません。