森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カモノハシ

2018年09月07日 | 自然観察日記
動物ではありません植物にもこういう名前のものがあるのです。イネ科の多年草で全国の海岸砂丘地帯などに自生しています。阿字ヶ浦海岸の小さな砂丘にもありました。

カモノハシの花穂

2018年09月07日 | 自然観察日記
カモノハシの花穂です。この花穂は雌花で白い毛のようなめしべでしょう。実はこの花穂は真ん中で二つに分かれていて二つのものがぴったりと合わさっているのですが、これを開くとちょうどカモノハシの口のようになるのだそうで、いわゆる「嘴(ハシ)」に見立てての名前と聞いています。

カモノハシの群落

2018年09月07日 | 自然観察日記
カモノハシの小さな群落もありました。大規模なものは辺り一面というのもあるのですが、ここではこんなていどの群落が点々とありました。東日本大震災の津波で打撃を受けた場所です。大地震の津波と関係があるのでしょうか。ようやくこの程度に回復してきたと見えなくもありません。