北アメリカ原産の帰化植物です。阿字ヶ浦の海岸やひたち海浜公園の砂丘地帯にたくさん自生していました。オオマツヨイグサを見慣れているもののコマツヨイグサは初めてののような気がします。新潟の同じような環境に生育しているのかはっきりしません。気づいたことがないので日本海側には自生がないかきわめて少ないような気がします。
どんなに大きく成長してもマツヨイグサの仲間は新潟では1年草か越年草です。オオマツヨイグサと大きな生態的な差が茎を地に這わせマット状に広がるという性質でしょうか。発芽したての個体は単独の小さなものですが、成長に従い茎が地を這う形でこのような株立ちの状態になります。