マルバダケブキ

黄色い花が咲いている株はありませんでしたが至る所にマルバダケブキが生育していました。散策路沿いに大きな葉を広げていた株です。

マルバダケブキの花序

散形花序。頭花は開花期を終え静かに種子を成熟させている時期です。

マルバダケブキの頭花

管状花の部分が膨れてきています。もうすぐタンポポのように冠毛の付いた種が球状になります。

マルバダケブキの群落

八幡沼の上部にマルバダケブキの群生地を見つけました。しばしば大きな群落を作って生育する種と言われながらあまりそういう場面に出会ったことがありませんでしたからようやく見つけたという面もちです。かなり上の方から見ているのではっきりと空いた様子は分かりませんが、ところどころ白い塊があるところを観ると冠毛を広げた頭花もあるようです。種子を散布だんかいになったのでしょう。