タヌキマメ

新潟では自生はあるのかはっきりしませんが雪国植物園に植栽されていました。かつて、丘陵公園の湿地の改良工事があった際外部から移入したと思われ柄うタヌキマメが一株発生しましたが一年で消滅。一年草ですから種子が形成されなかったようです。東北南部以西の日当たりのよい山野に自生する種とされますから、県内に生育していても不思議はありません。これは開花前の花が閉じている状態です。暖かくなると開花します。

タヌキマメの花

開花するまではマメ科の花と気づきにくいのですが、花は蝶形花。青い色が際立っていますから強い印象が残ります。前項のつぼみが陽の光を受けて開花したもの。

タヌキマメの葉

葉はマメ科らしくなく単葉。それもかなり細長い葉です。