コシノカンアオイの群落です。こんな場所を数か所見ましたカンアオイの大変多いコースだと思いました。単独であるいは数個体で生育している場所も多くあります。同じような大きさの個体の集団ですから種子が散布され一斉に発芽し出来た群落のようにみています。地下茎が分岐し発芽し密生することもあるでしょうから、果たしてどうでしょうか。
毎年見ている花です。しかし、見るたびに自然の不思議さを感じてしまいます。花の色や形ばかりでなく地面すれすれに咲くという習性も面白いものです。
綺麗な文様を整えた個体の葉です。あまり損傷を受けていない葉でした。実はギフチョウもたくさん見かけました。この葉はギフチョウの食草ですからギフチョウの個体が多ければ損傷する葉も多くなる話です。両者の個体数の変動は関係しているはずですから、カンアオイの個体数が多く感じられましたから今後さらにギフチョウが増えることになるのではと思ってしまいます。