シラネニンジン 2022年10月10日 | 自然観察日記 高山植物の一角をなすシラネニンジンが見られました。あまり個体は大きくなくササなどの陰に隠れて窮屈そうに生育していました。高山帯で見る個体とはかなり雰囲気が違います。少し疑ったのですが調べてやっぱりシラネニンジンという結論です。
シラネニンジンの花序 2022年10月10日 | 自然観察日記 セリ科の種は花序はどれも似たように見えて判別が難しく戸惑うこともしばしばです。しかし、小さな花の集合した複散形花序は経験からシラネニンジンに見えてしまいます。
シラネニンジンの葉 2022年10月10日 | 自然観察日記 葉の形状はかなり変異があるようですが、この細かな葉の裂片はシラネニンジンにするのが妥当でしょう。1600mほどの標高でササが茂る草原でこの当たりにしては低海抜に生育すると考えた方が良いようです。