山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

またもや訪問者続出

2012-07-18 22:16:42 | 生き物
 夜の訪問者がまたもややってきた。
 どういうわけか、みんな障子に体当たりするのだ。
 ぶつかる音の大きさからしてクワガタかカブトムシかと期待した。
 
 ひげがのこぎり状の「ノコギリカミキリ」だった。
 食われたら痛そうな口角もある。

         
 昼間、連日の草刈りに大汗をかいていたらきれいな毛虫がいた。
 どうやらこの美しさは妖しい。
 「ヒメシロモンドクガ」らしいが、確証がない。
 手の甲に毒針が刺さったみたいでチクチクして痛い。

                   
 ひらひらと踊るようにやってきた「コミスジ」。
 三本の白い線がしっかり確認できる。
 一番上の紋にローソクのような紋があるのが「コミスジ」。
 「つ」という紋があれば、「ミスジチョウ」。

 灼熱の太陽のもと、昆虫は里山暮しを満喫している。
 学校も教室ばかりいないで、「書を捨て、田舎に行こう」よ。
 里山は、自然は、偉大な教師なのだ。

 会社も数字ばかり追求しないで、社会貢献する姿を見せることで、地域の信頼を得るべきだ。
 世界の奇跡ともいうべき自然と人間との共生を実現してきた日本の原点にもどろうよ。

 生活の水準を少し落として、目線は山と空にあげ。
 そして、首を垂れて生き物の命の躍動を感じるのだ。
 すると、世界は人間をゆったり抱きしめてくれるのだ。
コメント
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