
びっしり石が敷き詰められている。
縄文人の遺跡だろうか。
石の隙間に「クズ」の根が存在をかける。
他の植物が入り込まない土中の石の隙間に生き残り戦略がある。


上の石を取り除いたら、その下にはデッカイ岩が待っていた。
いままでの最高の大きさだ。
手ごわい。石を割るしかないかも。
この1m四方を掘るだけで一日が暮れる。

掘り出した小さな石はわが「高速道路」予定地の舗道にする。
灼熱の太陽は汗を大地にたたき落とす。
肩で息をするが、無理をしないことにする。

やや大きい石を並べてみる。
すべてここから出土した石の一部だ。
夕食後はさすがに爆睡する。
石との格闘は当分続きそうだ。
まあ、天気を睨みながらのんびり一歩前進で行くしかない。