山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

島田宿の帯祭りが産んだ「黒大奴」

2012-07-19 20:44:12 | 特産品・モノ
 和宮様が島田名産の「黒大奴(クロヤッコ)」を掛川で買ってきた。
 三年に一回行われる日本の奇祭と言われる島田の「帯祭り」の主役は、漆黒の姿の「大奴」だ。
 大名行列の中のその「大奴」が太刀の上に帯を掲げる。
 
 享保6年(1721年)創業の清水屋がその奴をイメージして作ったのが、この「黒大奴」。

                     

 漉し餡を昆布と寒天で包んだ羊かんだが、外観がチョコレートのような洋風で、中身が和菓子という渾身の特産品だ。

 甘さが抑えられていて、しかしコクのあるまろやかさが幸せを醸しだす。
 コーヒーやお茶にピッタリの和菓子だ。

 アオムシ状態の日々の食生活に、漆黒の美が胃をまろやかにした。
 
コメント
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