
昨日の雷雨は収まり、きょうは秋を思わすカラッとした天気。
頭の毛がやや薄くなった少年たちが「龍山ふるさと村」を訪れた。
水生昆虫の専門家と共に浅い川を遡った。


川には「カワゲラ」や「ナベブタムシ」の昆虫を確認。
鍋の蓋みたいな模様の「ナベブタムシ」はきれいな川にしか住まないという。
「ヨシノボリ」「ハヤ」などの小さな魚も捕獲。
川の周辺で鳴く「カジカガエル」のかわいい幼体も捕まえた。


川の周辺では、葉が剃刀のように細い「キツネノカミソリ」(ヒガンバナ科)の群落を発見。
樹木ではときどきここらで見かける「アワブキ」(アワブキ科)と出会う。
川もまた森と同じように多様なつながりの宇宙を形成している。
森林散策会初めての河川版。発想は素晴らしいが危険も同居している。
参加者に「教える」のがサービスとする「村」のオーナーの「過剰サービス」は気になるが、参加者がゆったり五感を使えるよう補助するのを大切にしたい。