山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

しゃりん糖の謎

2012-08-23 20:19:07 | 特産品・モノ
 先日、森町三倉の手作り菓子、「しゃりん糖」をいただいた。
 カリントウにはめがないオイラのこと、さっそくいただいた。
 甘さを抑えたさっぱりしたカリントウだ。

 なぜ、「しゃりん」というのかが気になった。
 どうやら、江戸では車を描いた半纏と傘の売人が踊りながら「車輪糖」を売っていたらしい。

 口上が素晴らしい。
 「夢の浮世に夢見て暮らす、天道様は毎日東から西へまわる、
 とにかく、「しんぼ」が肝心。
 くるくる廻りの良いのは「車輪糖」・「宝おこし」が来たわいな。」

 意味の飛躍が面白く深い。
 きっと、秋葉街道沿いの三倉でも売られたのだろう。
 白砂糖は高価だった当時のこと、時代の先端の菓子だったに違いない。

 それを地元で継承させている発想は素晴らしい。
 「車輪糖」を食べて、うだる暑さに「しんぼ」しよっと。
 
コメント
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