山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

最後の運動会

2012-09-29 20:34:52 | 行事
 今年度で閉校が決まった小学校の最後の運動会を見に行った。
 山里のきめ細かな学校教育に感心していたのに、残念。

                
 8人しかいない児童を見つけるのがむずかしいくらい集落挙げての運動会だった。
小さな山里にとってはこの空間は心をつなぐ特別なコミュニティーだった。

          
 その証拠に、校庭の片隅に石碑がある。
 かつて、PTA活動や給食教育に「文部大臣賞」、健康教育に「健康優良学校全国優秀賞」、PTA活動に「PTA全国協議会賞」を受賞している。
 つまり、地域挙げて学校を支えているのだ。
 げんにオイラも子どもがいないのに小中学校のPTA会費を払っている。

                 
                        
 8人の出番は毎種目のように続く。
 徒競走・玉入れ・綱引き・ソーラン節・一輪車・紅白対抗リレーと、熱中症が気になるくらいだ。


 教育行政はムラ起こし、地域コミュニティーのことは考慮しない。
 学校「経営」という視点から効率を重視する。

 地域と学校が一体であったコミュニティーの分断がここでもおきている。
 
 
コメント
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