山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

佐久間のそば処「北条峠」に往く

2014-03-19 21:48:55 | 旅行・散策
 一昨年、天竜区佐久間の「新そば祭り」へ行ったとき、そば処「北条(ほうじ)峠」のそばを食べた。
 素朴な味に惹かれた。
 高齢と思われるおばさんたちのてきぱきした動きが素晴らしかった。

 ということで、先日初めて佐久間の奥の「北条峠」を目指した。
 林道のような県道を行くがとても人が住んでいるような気配がない。

  
 そのうちに、突然「佐久間民俗文化伝承館」という大きな看板があったので寄ってみると、そこが「そば処・北条峠」だった。
 江戸末期の農家を移築したもので、その運営を朝市やそば・「とじくり」を販売していた「野田山びこの会」が担っているとのこと。
 室内にはむかしの生活用具がぎっしり置かれていた。

               
 さっそく「そばセット」をいただいたが、カメラの調子が悪く撮影できず。
 セットは、お煮しめ・「とじくり=肉団子の大きさ」と野菜入りかけそばだった。
 「北遠美味C級グルメ大会」でここのそばが優勝している。

 室内の圧巻は、雛人形・天神様などの土人形だった。


 いっぱい飾ってある中で、この2体が気に入った。
 泥絵の具で彩色した土人形は、作者の思いがそれぞれに出ている。 
 こうした山暮らしに囲まれた生活の中でも、文化というものの支えが産み出すパワーを再認識する。

 
コメント
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