山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「マルカワの蔵」で地域おこし

2014-03-20 19:45:34 | 市民活動・まち育て
 きょうもまた一日中雨が続く。
 水煙が山々を移動していく光景が見ものだ。
 隣の師匠に頼まれた急ぎの原稿をわがポンコツパソコンで夕方まで格闘。

 先日、天竜区二俣の「マルカワの蔵」を訪れた。

                   
 交通の要所にあった二俣は、家康・信玄の攻防の地でもあった。
 その名残か、地元には35の蔵が残されているという。
 しかし今では、それはやっかいものにすらなっている。

 そんなおり、地元のNPO法人「元気里山」は、蔵を活用したまちづくりに着手した。
 
     
 「マルカワ」は酒屋さんだった。
 明治に建てられたという3階建ての蔵でもある。
 2・3階は、地元のアーティストらの展示・ワークショップの会場にリニューアル。

               
 1階は地場産のお茶・菓子・小物・惣菜などのアンテナショップ。
 「天竜川・秋葉街道・塩の道」が交差する「三遠南信地域」で活躍してきたNPOが、地元密着型を具体化しようとするところに期待が大きい。

 粋のいいスタッフが室内をゆったり案内してくれた。
 二俣の歴史を背景に現代の課題をゆるやかに挑戦しようとする心意気が伝わってくる。
 
コメント
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