山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

幻のトンネルは100%天然ワインセラー

2014-09-26 21:42:57 | 旅行・散策
 先日の散策会で旧国鉄佐久間線のトンネルを利用したワインセラーを見学した。
 幻の佐久間線は、天竜二俣駅から飯田線・中部天竜駅を結ぶ35kmの国鉄線だった。

 1967年着工し、50%進捗していた1980年、国鉄再建法により中止となる。
 そのためこの「相津トンネル」は浜松市に管理移管され、地元有志が結成した「地域産業観光研究会」がワインセラーの運営を担うこととなった。

    
 入口の扉は天竜材でできている。
 ワインの販売もしているとのことだが、倉庫としてしかみられない。
 もう少し営業の工夫努力があるといいなと思う。

                      
  
 扉にはステンドグラスがあり、ブドウをあしらった工芸品がロマンを誘う。
 その立地と空間はヨーロッパのワインセラーに並ぶ環境だという。

     
 一年を通じてこの空間は16度から18度を保っており、まさしく天然の貯蔵庫となっている。
 電源喪失の心配もなくエコで低リスクの環境にある。

                       
 奥の1ラックでは100本ほどのボトルが置くことができ、年間15500円で利用できるという。

 道草山はイノシシの解放区となり、ミミズを求めて斜面がボコボコとなってしまった。
 落ちた栗は食べてもいいけど、ボコボコにしてしまうのはいけません。
 あわてて、畑のサツマイモを半分ほど掘り出すが体がぐったり。
 あとの収穫は明日に延ばすことにする。
コメント
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