山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

9月の尾上ガーデン2014

2014-09-24 19:35:39 | 植物
 秋のしなんばたコンサートは11月15日(土)に決まった。
 会場である尾上さんの庭を久しぶりに訪れる。
 庭と土手沿いには赤い彼岸花が列を成す。
 「景観にヒガンバナの絨毯を敷き詰めたい」と語る尾上さんの夢がまた広がった。

    
 そんな一角に、ほんのりしたクリーム色の「シロバナマンジュシャゲ」が群生する。
 どちらも絵になる花だ。
 残念ながらコンサートでは見られない。

                    
 ステンドグラスのような色を輝かせて「アサギマダラ」が密を吸っていたのが、「サワヒヨドリ」だった。
 この画像は開花はこれからだが、ほんのりしたピンク色が特徴だ。

   
 「シュウメイギク」が菊ではないのを知る。
 ほんとうはキンポウゲ科なのだそうだ。
 つい名前に惑わされてしまう。
 それは世の中の事象に流されることと同じだなーと反省。

                     
 庭の入口まもなくに「ツリガネニンジン」が咲いていた。
 むかしは痰切りの生薬や山菜として利用されていた。
 高麗ニンジンのような強壮成分はないそうだ。

   
 その近くに「シロハギ」が清楚に咲いていた。
 白花というのもいいもんだと確認する。
 ミヤギノハギの園芸品種ということだ。

                      
 20年前くらいに思春期向けの自伝的小説『シオンの花の恋物語』というのを読んだことがある。
 新聞記者だった永畑道子の情感溢れる文章に感動する。
 当時、永畑さんの講演を聴いてその識見と感性に注目していた。
 彼女が書いた「白蓮」(朝ドラの「アンと花子」に出てくる蓮子さん)の本も買ったがいまだ読んでいなかったのが惜しい。 
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする