山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

長老からキノコ情報

2014-09-16 22:22:29 | 食彩・山菜・きのこ
 いつものまったりした朝のひとときだった。
 近所の長老が「珍しいキノコを見つけたぞ」と言いにきた。
 それっと、国道脇の現場に急行する。
 今年は天候のせいかキノコの出現率が例年よりぐんと高い。

                       
 傘は条線が見られ、細い柄はピアノ線のようにピンとしている。
 「こんなキノコは見たことがない」と長老は語る。
 図鑑で調べたがピッタリの写真がなかったが、「オオホウライタケ」(キシメジ科) のように思われる。
 肉が超薄く、食べられそうにない。


 その近辺を歩いてみるとどんどんキノコが見つかる。
 残念ながら、食べられそうなキノコはなく、いわゆる雑キノコが圧倒的。
 杉・檜の人工林が圧倒する里山だが、林縁にこれだけのキノコが見つかること自体が素晴らしい。

                       
 傘の表面が絹のような白いキノコが見つかる。
 図鑑からはなかなか検索できない。
 図鑑の画像となかなか一致しないのだ。
 とりあえず、「キヌモミウラタケ」(イッポンシメジ科)の特徴に近い。

         
 川に降りる途中の道にゴルフボールくらいの幼菌を発見。
 タマゴタケかなキヌガサタケかなと想像するが、触るとプニョプニョする。

                       
 いちばん多かったのは、「シロハツ」(ベニタケ科)で、舗装されている道路のすぐ脇で見つかる。
 図鑑によっては食べられる判断はまちまちだ。
 出し汁にはうまいようだが、やっぱり食べる意欲はわかない。

 長老のキノコ情報であわただしく一日が過ぎる。
 長老の短い散歩ながら、国道の脇は豊かな自然があふれていた。



                       
コメント
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