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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

林道の春の樹木

2015-05-10 22:28:07 | 植物
 春の林道を訪れた。
 川沿いの橋で大発見したのは、「オオバアサガラ」(エゴノキ科)だった。
 それは奥多摩の秘境「世捨て村」(ブックマークの<マタギのシマザキ塾>参照)で初めて知った大木だ。
 マッチの軸になるくらい柔らかい材質だ。
 春野町で初めて発見したときは「世捨て村」での修業時代が懐かしく思い出された。

          
 「この木はなんざんしょう?」と問いかけると、呆れたように「カラスザンショウでしょ」と、仲間が答えてくれる。 木肌を触ると棘がある。
 これだけ太いカラスザンショウは久しぶりだ。
 黒い実をかむと、山椒の実と同じような味が口にしばらく残る。

                          
 林縁によく見かけられたのは、アジサイの仲間の「ガクウツギ」(ユキノシタ科)だった。
 ときどき、「ノリウツギ」もあるので違いが分かりにくいが、不定形な装飾花で判断する。
 現在の林道沿いにはこのガクウツギとウツギ(ウノハナ)の白い花が目立つ。

 森はまもなく、黄緑色から緑色へ変化していく直前にある。
 今が散策するチャンスなのだ。
 だけど、農作業も超忙しい。

 

          
コメント (2)
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